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健康診断・医療知識

LH比とは?計算方法と改善法|2.0以下を目指す具体策

更新: 2026.03.04
コレステAIコーチ編集部
LH比とは?計算方法と改善法|2.0以下を目指す具体策

この記事の要点

  • コレステロール値の改善に向けた重要な知識と対策を解説します。
  • 健康診断の結果を正しく理解し、生活習慣から見直すことが大切です。
  • 無理のない範囲で食事や運動の改善を継続することがLDL低下の第一歩です。
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健康診断でLDLとHDLの数値を見ても、「どちらも基準値内だから大丈夫」と思っていませんか?

実は、LDLとHDLのバランス(LH比)こそが動脈硬化リスクを評価する重要な指標です。

この記事では、LH比の計算方法と改善法を解説します。

📚 関連記事: LDL・HDLの基本は「善玉と悪玉コレステロールの違い」で解説しています。

LH比とは?

LH比は、LDL(悪玉)とHDL(善玉)のバランスを数値化した指標です。

LH比の計算式

LH比 = LDL ÷ HDL

計算例

LDLHDLLH比評価
100601.67🟢 理想的
130552.36🟡 やや高め
160503.20🔴 高リスク

LH比の基準値

LH比評価血管の状態
1.5以下🟢 理想的きれいな血管を維持
2.0以下🔵 正常動脈硬化リスク低い
2.0〜2.5🟡 要注意動脈硬化が進行中の可能性
2.5以上🔴 危険プラーク蓄積の可能性高い

なぜLH比が重要?

LDLとHDLの「絶対値」だけでなく、バランスが重要な理由:

例:どちらが危険?

Aさん
LDL 130 / HDL 70
LH比 = 1.86 ✅
Bさん
LDL 120 / HDL 40
LH比 = 3.00 ⚠️
→ LDLが低いBさんの方が、実は動脈硬化リスクが高い

新たな指標「non-HDLコレステロール」との違いは?

最近の健康診断ではLH比に加えて「non-HDLコレステロール(総コレステロールからHDLを引いた数値)」という項目も注目されています。

LH比が「LDL(悪玉)とHDL(善玉)の倍率バランス」を見るのに対し、non-HDLコレステロールは「LDLの他にも血管に悪さをする中性脂肪の残骸など、すべての悪役の総量」を見る指標です。

どちらか片方だけではなく、「LH比が2.0以下か」「non-HDLが150未満か」の両方をチェックすることで、心筋梗塞のリスクをより高い精度で把握することができます。


LH比を改善する方法

LH比を下げるには、LDLを下げるHDLを上げるか、またはその両方が必要です。

1. 身体活動や禁煙を含む生活習慣を確認する

🏃 有酸素運動
体調に合う身体活動を継続します。持病や症状がある場合は、種類・強度・頻度を医療専門職へ相談してください。
🚭 禁煙
喫煙は動脈硬化性疾患の危険因子です。必要に応じて禁煙外来などの支援を利用します。
⚖️ 適正体重
体重だけで判断せず、個別の目標は医療専門職と相談します。
🥜 良質な脂質
オリーブオイル、ナッツ、青魚の不飽和脂肪酸

2. LDLを下げる

❌ 減らす
  • バター・生クリーム
  • 肉の脂身
  • 揚げ物・スナック菓子
✅ 増やす
  • 青魚(サバ、イワシ)
  • 大豆製品(納豆、豆腐)
  • 食物繊維(野菜、海藻)
📚 関連記事: 詳しくは「コレステロールを下げる食べ物ランキング」で解説。

LH比の計算ツール

自分のLH比を計算してみましょう:

あなたのLH比を計算

LDL: ____mg/dL ÷ HDL: ____mg/dL = LH比
結果が2.0以下なら正常、2.5以上なら要改善

よくある質問(FAQ)

Q
LH比2.3です。危険ですか?
LH比2.3は「要注意」の範囲です。動脈硬化が始まっている可能性があります。すぐに危険というわけではありませんが、生活習慣の改善を始めましょう。特に運動と食事の見直しが食事管理に役立つことがあります。
Q
LDLが基準値内ならLH比は気にしなくていい?
LDLとHDLはそれぞれの結果票の区分を確認します。LH比は補助的な計算値であり、単独で高リスクと診断するものではありません。
Q
LH比を下げるのに最も効果的な方法は?
LH比だけを目標にせず、LDL・HDLそれぞれの値と他の危険因子を確認します。生活習慣の優先順位や再評価の時期は、医療専門職へ相談してください。
Q
筋力トレーニング(無酸素運動)ではHDLは上がらないですか?
筋トレそのものでは直接的にHDLは大きく上がりません。しかし、筋肉の量が増えれば基礎代謝がアップし、肥満の解消に繋がります。内臓脂肪が減ることで結果としてHDLが上がりやすくなるため、ウォーキングなどの有酸素運動にスクワットなどの軽い筋トレを組み合わせるのが理想的です。
Q
LH比が3.0を超えていますが、何も症状がありません。このままでも平気ですか?
比較的危険な状態のサインです。動脈硬化は症状がないまま(サイレントキラー)静かに進行します。LH比が3.0を超えているのは、血管内にプラーク(コブ)が形成され、いつ破裂して心筋梗塞を起こしてもおかしくないレベルです。何も症状がない「今」だからこそ、急いで内科を受診し、食事と運動の抜本的な改善をスタートしてください。

まとめ

LH比 まとめ

  • 計算式: LDL ÷ HDL
  • 理想値: 2.0以下(1.5以下が最良)
  • 要注意: 2.5以上は動脈硬化リスク高
  • 改善法: 運動、禁煙、食事改善でHDLを上げる
  • LDLだけでなくバランスを見ることが重要

📅 最終更新: 2026年01月 | 記事の内容は定期的に見直しています

免責事項・注意事項

本記事で提供される情報は、一般的な健康情報の提供を目的としており、医師による診断や治療を代替するものではありません。

コレステロール値の異常や体調に不安がある場合は、自己判断せず、必ず医療機関(内科や循環器内科など)を受診し、専門医のアドバイスに従ってください。また、現在治療中の方や服薬中の方は、食事や運動の変更について事前に担当医にご相談ください。

編集方針

コレステAIコーチ編集部 公式コラム

脂質異常症の改善をサポートするコレステAIコーチ公式編集チーム。信頼できる情報源に基づく健康情報を提供。

【編集方針】本記事は専門的な医学的アドバイスを提供するものではなく、最新の研究や公的機関のガイドライン等に基づき、読者の健康的な食事管理をサポートするための情報をまとめたものです。

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