「LDL 140って高いの?普通なの?」「同年代と比べてどうなの?」
そんな疑問にお答えします。コレステロールの基準は年代や性別で異なり、一律に判断することはできません。この記事では、あなたの年代に合った基準値と改善目標の立て方を詳しく解説します。
コレステロールの基準値(一律基準)
| 項目 | 正常 | 境界域 | 異常(脂質異常症) |
|---|---|---|---|
| LDLコレステロール | 〜119mg/dL | 120〜139mg/dL | 140mg/dL以上 |
| HDLコレステロール | 40mg/dL以上 | - | 40mg/dL未満 |
| 中性脂肪 | 〜149mg/dL | - | 150mg/dL以上 |
年代平均ではなく、結果票の区分を確認する
なぜ年齢とともにLDLが上がるのか
👨 男性の場合
- 仕事のストレス増加
- 外食・飲酒の機会増加
- 運動不足
- 睡眠時間の減少
👩 女性の場合
- エストロゲン減少(LDL低下作用がなくなる)
- 基礎代謝の低下
- 内臓脂肪の蓄積
- 更年期の生活リズム変化
年代別の改善ポイント
20〜30代:将来のための習慣づくり
- まだ数値は正常でも、今の生活習慣が40代以降に影響する
- 週2〜3回の運動習慣を身につける
- 外食・コンビニ食でもメニュー選びを意識
- 健康診断は毎年受ける習慣を
40代:本格的な対策開始
- 男性はLDLがピークに達しやすい年代
- 飽和脂肪酸を減らし、青魚・野菜を増やす
- アルコールは週2日の休肝日を設ける
- メタボ対策として内臓脂肪を減らす
50代以降:動脈硬化予防が最優先
- 女性は閉経後のLDL変化を結果票で確認
- 他のリスク因子(高血圧・糖尿病)との複合リスクを意識
- 生活習慣改善で効果不十分なら薬物療法も検討
- 定期的な検査で動脈硬化の進行をチェック
自分に合った目標値の設定
低リスク(リスク因子なし)
中リスク
高リスク
二次予防(既往あり)
よくある質問(FAQ)
Q. 健康診断でLDL145と言われた。すぐに薬?
Q. 50代女性でLDLが急に上がった。病気?
Q. 同年代より低ければ安心?
💡 ワンポイント
「140を超えたから即薬」ではありません。まずは3〜6ヶ月の生活習慣改善で様子を見るのが一般的です。ただし、180を超える場合や既往歴がある場合は、早めに医師に相談しましょう。
まとめ
- 診断基準はLDL 140mg/dL以上が「異常」
- 男性は30〜40代、女性は50代以降でLDLが上昇しやすい
- 目標値はリスク因子の数で変わる
- 年代に応じた対策で改善を目指す
- 自己判断せず、定期的に健康診断を受ける
編集部からの実践ポイント:健診結果を確認する3ステップ
健康診断で「B判定以下(軽度異常〜)」が出た場合、多くの人が「まだ大丈夫」と放置してしまいます。
ただし、判定記号だけで自己判断せず、結果票の説明と受診指示を確認することが大切です。
🩺 次の健診までにやるべきロードマップ
- 1️⃣「LH比」を自分で計算する
LDL÷HDLの数値を算出し、「2.0以下」になっているか確認しましょう。もし超えていれば早期の対策が必要です。 - 2️⃣「隠れリスク」を見つける
肥満や喫煙習慣がなくても、ストレスや睡眠不足、運動不足がLDL上昇の引き金になっていることが多々あります。 - 3️⃣過去3年分のデータを並べる
単年の結果ではなく、右肩上がりになっていないかトレンド(推移)に注目してください。
最終更新: 2026年01月




