血糖値やHbA1cの記録アプリには、測定機器と連携するもの、服薬や体重もまとめるもの、食事を記録するものがあります。人気順位ではなく、治療で必要な記録と使用中の機器に合うかで選びます。
2026年8月23日に日本向けApp Storeの公式情報を確認しました。機能、料金、対応機器は変更される場合があるため、利用前に最新の公式画面をご確認ください。
最初に医療機関へ確認すること
糖尿病の治療中、または検査値の異常を指摘された方は、アプリを選ぶ前に次を確認します。
- 何を、いつ、どの単位で記録するか
- 使用中の血糖測定器や持続血糖測定器との連携が必要か
- 食事、運動、服薬、体調のどこまで記録するか
- 診察でどの形式の記録を共有するか
- 低血糖や高血糖が疑われるときの対応
目的別の候補
| 目的 | 候補の例 | 公式画面で確認する点 |
|---|---|---|
| 血糖値・体重・服薬などをまとめる | シンクヘルスなど健康記録アプリ | 対応機器、入力項目、データ共有、無料範囲 |
| 食事全般の栄養記録 | あすけんなど総合食事記録アプリ | 栄養表示、入力方法、課金条件 |
| 医療機関指定の自己管理 | 医療機関や測定機器メーカーが指定するアプリ | 連携設定、データ送信、問い合わせ先 |
上の例は医学的な有効性のランキングではありません。医療機関から指定された方法がある場合は、その指示を優先します。
食事記録で分かること・分からないこと
食事記録は、食べた時間、料理、間食などを振り返る材料になります。一方、写真だけから正確な糖質量を測定したり、その食事後の血糖値や将来のHbA1cを予測したりすることはできません。
包装食品は栄養成分表示を確認し、インスリン量や薬の調整に食事解析の推定値を使わないでください。
コレステAIは糖尿病管理専用ではない
コレステAIは、コレステロール・中性脂肪が気になる方向けの食事と健診値の記録アプリです。血糖測定器との連携、血糖値の測定、インスリンや糖尿病薬の管理を主目的とするアプリではありません。
糖尿病と脂質異常症の両方があり、脂質に関する食事記録も必要な場合の補助には使えますが、糖尿病治療の記録は医療機関が案内する方法を優先してください。
安全に使うための確認
- アプリの数値と測定機器の実測値を混同しない
- 低血糖・高血糖時の対応を医療機関と決めておく
- 自己判断でインスリン量や薬を変更しない
- データの保存先、共有先、削除方法を確認する
- 機器やアプリの不具合時に使う代替の記録方法を準備する
まとめ
- 糖尿病管理では、治療に必要な記録と機器連携を優先する
- 写真解析から血糖値やHbA1cの変化は予測できない
- コレステAIは糖尿病管理専用アプリではない
- 薬・インスリンの判断は医療機関の指示に従う
本記事は一般的なアプリ選びの情報です。糖尿病の診断、測定、食事療法、薬・インスリンの調整は医療機関の指示に従ってください。




