「コレステロールが気になる」と表示されたサプリメントでも、医薬品と同じ審査や役割ではありません。製品をランキングで選ぶ前に、表示、安全情報、使用中の薬との関係を確認してください。
サプリメントと医薬品は違う
サプリメントは食品です。病気を診断・治療するものではなく、処方薬の代わりにはなりません。「機能性表示食品」も、国が個々の製品の効果や安全性を審査して許可する制度ではありません。
検査値が高い、健診で受診を指示された、すでに治療中という場合は、サプリだけで対応せず医療機関へ相談します。
成分別に確認したい点
EPA・DHAなど
食品として魚に含まれる成分ですが、サプリ製品は含有量や組み合わせが異なります。抗凝固薬・抗血小板薬などを使っている方、手術予定の方、出血しやすい方は、使用前に医師・薬剤師へ相談してください。
紅麹を含む製品
紅麹を含む製品では健康被害が報告され、回収対象となった事例があります。現在販売されているという理由だけで、自分に安全とは判断できません。
- 厚生労働省・消費者庁・メーカーの最新情報を確認する
- 回収対象の製品名、賞味期限、製造番号を確認する
- 体調異変があれば使用を中止し、製品を持って医療機関へ相談する
- コレステロール治療薬と自己判断で併用しない
食物繊維・植物由来成分
「天然」「植物由来」は安全性の保証ではありません。薬の吸収に影響したり、胃腸症状が出たりする場合があります。用量を増やせば効果が高まるとは限りません。
商品ページで見る7項目
- 商品名と販売者・製造者
- 原材料名と一日摂取目安量
- 栄養成分・機能性関与成分の量
- 摂取上の注意
- アレルゲン
- 問い合わせ先と健康被害の連絡方法
- 回収・注意喚起などの最新情報
「飲めば下がる」「薬が不要になる」など、治療効果を断定する広告には注意してください。
医師・薬剤師へ伝えるメモ
- 製品名と成分表示の写真
- 一日量と使用開始日
- 使用目的
- 処方薬、市販薬、ほかのサプリ
- 使用後に気になった症状
- 妊娠・授乳、手術予定、アレルギー、持病
診察時に現物またはパッケージ写真を見せると、成分を確認しやすくなります。
食事記録アプリでできること
アプリには、サプリを飲んだ日や食事の傾向をメモできます。ただし、アプリは製品の安全性、相互作用、検査値への効果を判定できません。薬・サプリの変更は医療専門職へ相談してください。
まとめ
- サプリは医薬品の代わりではない
- 効果量のランキングではなく、表示と安全情報を確認する
- 紅麹製品は回収・健康被害情報を確認する
- 使用中の薬と製品情報を医師・薬剤師へ共有する
- 体調異変があれば使用を中止し、医療機関へ相談する
本記事は特定のサプリメントを推奨しません。健診の受診指示や処方薬を、サプリメントの使用を理由に自己判断で変更しないでください。




