この記事で分かること
- ✓薬なしでコレステロールを下げられる条件
- ✓食事・運動・生活習慣の具体的な改善策
- ✓どうしても下がらない場合の対処法
「薬は副作用が怖い」「一生飲み続けるのは嫌だ」——そんな気持ち、よく分かります。
朗報です。多くの場合、生活習慣の改善でコレステロールは下げられます。ただし、条件があります。
薬なしで改善できる条件
✅ 薬なしで改善できる可能性が高い
- ・LDLが140〜159mg/dL(軽度〜中程度)
- ・糖尿病・高血圧がない
- ・心筋梗塞・脳梗塞の既往がない
- ・家族歴がない
⚠️ 薬が必要な可能性が高い
- ・LDLが180mg/dL以上
- ・糖尿病がある
- ・心筋梗塞・脳梗塞の既往がある
- ・家族性高コレステロール血症(FH)
薬なしで下げる3本柱
柱1:食事改善(最重要)
- 飽和脂肪酸を減らす:霜降り肉、バター、菓子パン、揚げ物を控える
- 不飽和脂肪酸を増やす:青魚、オリーブオイル、ナッツを増やす
- 食物繊維を増やす:野菜、海藻、オートミール、もち麦
- 大豆製品を毎日:納豆、豆腐、豆乳
柱2:運動習慣
- 週150分以上の有酸素運動(ウォーキング、ジョギングなど)
- 主にHDLを増やし、中性脂肪を減らす効果
柱3:生活習慣の見直し
- 禁煙:喫煙はHDLを下げ、LDL酸化を促進
- 節酒:アルコールは中性脂肪を上げる
- 睡眠:睡眠不足は代謝を悪化させる
- ストレス管理:慢性ストレスはコレステロール上昇の一因
期待できる効果
生活習慣改善を3ヶ月続けた場合、LDLが10〜20%低下するケースが多いです。例えば、LDL 160mg/dLの人なら、128〜144mg/dLまで下がる可能性があります。
改善タイムライン
| 期間 | 期待される変化 |
|---|---|
| 1〜2週間 | 体重減少、体調改善を実感し始める |
| 1ヶ月 | 中性脂肪が下がり始める |
| 3ヶ月 | LDLの変化が血液検査で確認できる |
| 6ヶ月 | 習慣が定着し、安定した改善効果 |
よくある質問(FAQ)
Q. 一度薬を飲み始めたら一生飲み続けるの?
A. 必ずしもそうではありません。生活習慣改善で数値が安定すれば、医師と相談して減薬・休薬できるケースもあります。ただし自己判断でやめるのはNGです。
Q. サプリメントは効果ある?
A. 一部のサプリメント(EPA/DHA、紅麹など)には効果が認められていますが、食事改善の代わりにはなりません。あくまで補助的に使い、過信しないことが大切です。
Q. 遺伝で高い場合も薬なしで下がる?
A. 家族性高コレステロール血症(FH)の場合は、生活習慣改善だけでは難しく、薬物療法が必要なことが多いです。若い頃からLDLが高い、家族に心筋梗塞が多い場合は医師に相談を。
💡 ワンポイント
3〜6ヶ月の生活習慣改善で効果が不十分な場合は、薬を「敵」ではなく「味方」として考えることも大切です。スタチン系薬剤は長年の実績があり、適切に使えば心筋梗塞・脳梗塞のリスクを大幅に下げます。
まとめ
多くの場合、食事・運動・生活習慣の改善でコレステロールは下げられます。ポイントをおさらいしましょう:
- LDL 140〜159mg/dLで既往歴がなければ、まず生活習慣改善から
- 食事改善が最重要(飽和脂肪酸を減らし、青魚・野菜を増やす)
- 週150分の有酸素運動でHDLアップ
- 禁煙・節酒・睡眠改善も効果あり
- 3〜6ヶ月で効果が出なければ医師に相談
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