👨
田中 健一さん(仮名)の体験談
48歳・会社員開始時 BMI 24.5
「もう若くないんだから、このままだと血管が詰まりますよ。次は早めに再検査に来てください」
産業医面談でのこの一言に背中を押され、本気でコレステロール改善に取り組んだ3ヶ月の全記録です。「絶対に薬は飲みたくない」という一心で始めた私のルーティンを公開します。
衝撃の健康診断結果:「まさかいきなりE判定とは…」
毎年、会社の健康診断はなんとなく受けていました。バリウム検査が嫌だなと思うくらいで、血圧も正常、タバコも吸わない私は「自分は健康だ」と過信していました。
しかし、去年の結果を開いた瞬間、目を疑いました。
| 検査項目 | 基準値 | 私の結果(去年) | 判定 |
|---|---|---|---|
| LDLコレステロール (悪玉) | 119mg/dL 以下 | 178 mg/dL | E(要精密検査) |
| 中性脂肪(TG) | 149mg/dL 以下 | 210 mg/dL | C(要再検査) |
| HDLコレステロール (善玉) | 40mg/dL 以上 | 42 mg/dL | A(異常なし) |
⚠️ LH比(LDL ÷ HDL) = 4.2 (※2.0以上で動脈硬化のリスク大、2.5以上で心筋梗塞の危険域でした)
「E判定(要精密検査)」。
そしてLH比が4.2という絶望的な数字。自覚症状は全くなかったのに、体の中では血管がドロドロになり、動脈硬化のリスクが著しく進行していたのです。
クリニックでの再検査で、医師からは**「まずは3ヶ月、食事と運動で様子を見ましょう。それで下がらなければ、申し訳ないですが一生薬を飲み続けることになります」**と告げられました。
始めたこと①:脂質の「質」を見直す(NG行動の排除)
最初に取り組んだのは食事です。ただカロリーを減らしてダイエットするのではなく、コレステロールを上げる原因となる**「飽和脂肪酸」**を徹底的に減らすことにしました。
ここで役立ったのが**「コレステAIコーチ」**というアプリです。
自分の食べたものをスマホで撮るだけで、「この食事は血管に良いか悪いか」のスコアをAIが判定してくれるんです。
❌ やめたもの・減らしたもの(飽和脂肪酸)
これまでは「自分へのご褒美」と言い訳して無意識に食べていた以下の食品を、アプリのアドバイスに従ってバッサリやめました。
🥐 朝の菓子パン
これまではコンビニのパンを2個食べていましたが、これが最悪の元凶(トランス脂肪酸と飽和脂肪酸の塊)だと知りました。
🥩 バラ肉中心の夕食
豚バラ肉の炒め物を頻繁に食べていましたが、ヒレ肉や鶏胸肉(皮なし)へ変更しました。脂身の白い部分はすべて残すように徹底。
🍨 夕食後のアイスクリーム
乳脂肪分たっぷりのアイスは悪玉コレステロールの格好の餌です。どうしても甘いものが食べたいときは、週末に和菓子(氷菓や大福)に変更。
☕ コーヒーに入れるミルク
コーヒーフレッシュ(植物油脂)や牛乳を、ソイラテ(無調整豆乳)かブラックコーヒーに切り替えました。
✅ 始めたもの(不飽和脂肪酸・水溶性食物繊維)
代わりに積極的に食べるようにしたのが、「コレステロールを便として排出してくれる」食材です。
- 毎朝のオートミール(大さじ3杯を無調整豆乳で加熱。これが水溶性食物繊維の王様です)
- サバ缶(水煮)(週3回、ランチは必ずサバ缶とサラダにするマイルールを設定)
- 納豆、豆腐(植物性タンパク質として毎日必ず1パック食べました)
- 海藻サラダ、めかぶ(食事の最初に必ず食べる「ベジファースト」を徹底)
💡
アプリからの鋭い指摘
「揚げ物を避ければいい」と思い込んでいましたが、アプリで記録を続けると「揚げ物の回数よりも、洋菓子や乳製品(チーズ・バター)を間食する頻度が高すぎる」とAIに指摘されました。肉の脂には気をつけても「見えない脂(隠れ脂質)」への意識が甘かったのです。弱点がグラフで可視化されたのが大きな転機でした。
始めたこと②:運動を日常に無理なく組み込む
運動は大の苦手(学生時代から帰宅部)でしたが、医師のアドバイス通り**「1日合計8,000歩」**という明確な目標だけを立てました。
ただし、面倒なジョギングや高額なジム通いなど、「絶対に続かない無理なこと」は一切しませんでした。
- 通勤時のエスカレーターをすべて階段にする
- 昼休みに食後10分だけ、会社の周りを散歩する(これが中性脂肪に効きました)
- 帰宅時に一駅手前で降りて、早歩きで帰る
スマホの歩数計を見ると、これだけで意外と8,000歩〜10,000歩は簡単にクリアできることに気づきました。雨の日は家の中でYouTubeを見ながら「かかと落とし」を30回やるだけです。
メンタルの保ち方:「完璧主義」を捨てる
これまでの人生でダイエットに何度も失敗してきました。最初から「絶対お菓子は食べない!」「糖質ゼロ!」と意気込むと、ストレスで爆発して逆に過食に走るからです。
そこで今回は**「80点の食事を、365日続ける」**ことにフォーカスしました。
飲み会がある日は「仕方がない」と割り切り、翌日の食事を徹底的に野菜と魚中心(デトックスメニュー)にする。たまの休日に家族と食べるケーキは我慢せず、その分夕食の脂質を削る。
この「帳尻合わせ(足し引きの管理)」の考え方が、3ヶ月間挫折せずに続けられた最大の秘訣です。
3ヶ月後の再検査結果:「数字は嘘をつかない」
そして迎えた3ヶ月後の運命の再検査。
体重は3.5kgほど落ちてベルトの穴が1つ縮んでいましたが、血液ドロドロは外から見えないため、正直「少し下がっていればいいな」くらいの気持ちでした。
結果の紙を渡された瞬間、心臓が跳ね上がりました。
LDLコレステロール値の推移
3ヶ月前(E判定)
178
3ヶ月継続
現在(正常域目前)
132mg/dL
驚異の マイナス 46 mg/dL 達成!
※中性脂肪(TG): 210 → 115(正常化) / HDL: 42 → 51(上昇) / LH比: 4.2 → 2.5(大幅改善)
医師もカルテを見て驚いていました。
「本当に素晴らしい。よく頑張りましたね。薬を出そうと思っていましたが、これなら薬なしで、この生活習慣のまま続けていきましょう」と言われた時の安堵感と達成感は、一生忘れられません。
成功のポイントは「なんとなく」をやめること
振り返ってみると、勝因はたった一つです。
それは**「なんとなく」をやめて「記録し、可視化したこと」**に尽きます。
- なんとなく体に悪そうだから食べない
- なんとなく健康そうだから食べる
この曖昧さをなくし、**「今日のこの食事はLDLを上げるリスクがあるか、下げる助けになるか」**という判断基準をアプリを通して持ち続けたことが、結果に直結しました。
コレステロール改善は、決して「美味しいものを一生我慢し続ける苦行」ではありません。
「脂の選び方」を変えるだけで、数値は確実に裏切りません。
健康診断でE判定が出て、将来の病気への不安で押し潰されそうになっている方。ぜひ今日から「自分の食べている脂質を記録すること」から始めてみてください。3ヶ月後の景色は、きっと劇的に変わっているはずです。
よくある質問(FAQ:体験を通して分かったリアルな疑問)
Q
食事の記録って、毎食写真を撮るのは面倒くさくなかったですか?
最初は「三日坊主になるかな」と不安でしたが、AIアプリだと本当にカメラでカシャッと撮るだけなので数秒で終わります。手入力でカロリーや脂質をいちいち検索して登録するタイプのアプリだったら、絶対に1週間で挫折していたと思います。「撮るだけ」という手軽さが、ズボラな私でも3ヶ月間毎日続けられた最大の理由です。
Q
お酒は完全にやめましたか?
いいえ、完全に断酒はしていません。仕事の付き合いもありましたしストレスも溜まるので。ただし、「毎晩寝る前の無意識の晩酌」はスパッとやめました。また、飲むお酒をビールからハイボール(糖質ゼロ)に変え、おつまみを「唐揚げやポテトフライ」から「枝豆や冷奴、タコわさ(植物性タンパク質・ヘルシー魚介)」に変えただけでも、翌日の体の重さが全然違いました。
Q
家族との食事でメニューを分けるのは大変じゃなかったですか?
そこは妻に協力してもらいました。完全に分けるのではなく、「メインの肉料理は家族と同じものを食べるが、私の分だけ脂身を取り除く」「カレーの日は、私だけご飯をオートミールに替える」といった小さな工夫で乗り切りました。家族も「健康的なメニューになって調子がいい」と言ってくれています。
Q
運動(1日8000歩)で体重はどう変化しましたか?
LDLコレステロールだけでなく、体重も3ヶ月でマイナス3.5kg落ちました。お腹周りのベルトの穴が1つ閉まるようになり、ぽっこりお腹が解消されました。その結果、善玉コレステロール(HDL)も42から51へ上昇しました。「体重を落とす=血管の脂肪も落ちている」ということが数値として体感できましたね。
📅 最終更新日: 2026年03月04日※ 当体験談は個人の感想であり、効果には個人差があります。診断・治療については必ず医師にご相談ください。




