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食事術・栄養知識

卵は1日何個まで?コレステロールと卵の最新研究

コレステAIコーチ編集部
卵は1日何個まで?コレステロールと卵の最新研究

この記事で分かること

  • 卵とコレステロールの関係(最新研究)
  • 卵は結局1日何個まで食べていいのか
  • 卵を控えるべき人、そうでない人

「卵はコレステロールが高いから1日1個まで」と言われてきましたが、最近は「気にしなくていい」という説も…。
結論:健康な人は1日1〜2個なら問題なし。ただし条件あり。

卵とコレステロールの歴史

かつての常識(1970〜2010年頃)

卵1個には約200mgのコレステロールが含まれており、「コレステロール摂取は1日300mg以下に抑えるべき」とされていました。そのため、「卵は1日1個まで」が常識でした。

新しい常識(2015年以降)

研究が進み、食事からのコレステロールが血中コレステロールに与える影響は、以前考えられていたほど大きくないことが分かりました。2015年、米国の食事ガイドラインからコレステロールの摂取制限が撤廃されました。

卵は結局何個食べていい?

✅ 1日1〜2個OK

  • ・健康な成人
  • ・LDLが正常範囲(〜139mg/dL)
  • ・糖尿病がない

⚠️ 控えめにすべき

  • ・LDLが高い方(140mg/dL以上)
  • ・糖尿病がある方
  • ・心疾患の既往がある方

卵より気をつけるべきもの

実は、卵のコレステロールより、飽和脂肪酸の方がLDLを上げる影響が大きいことが分かっています。

  • バター、生クリーム:卵より影響大
  • 霜降り肉、ベーコン:飽和脂肪酸の塊
  • 菓子パン、揚げ物:トランス脂肪酸も問題

つまり、「目玉焼き」自体より「目玉焼きにベーコン」の組み合わせの方が問題です。

💡 ワンポイント

卵は完全栄養食品とも呼ばれ、タンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富。過度に避けるのはもったいない。ただし、すでにLDLが高い方は、他の高コレステロール食品(レバー、エビ、イクラなど)と合わせて摂りすぎに注意しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 卵の黄身だけ避ければいい?

A. 黄身にコレステロールが含まれていますが、黄身にこそ栄養が詰まっている(ビタミンD、コリン、ルテインなど)。健康な人が黄身を避ける必要はありません。LDLが高い方は白身メインにするのもアリ。

Q. 生卵とゆで卵、どちらがいい?

A. コレステロールへの影響は同じです。ただし、ゆで卵の方が腹持ちがよく、ダイエット向き。調理法で油を使う場合(目玉焼きなど)は、オリーブオイルを少量使うのがおすすめ。

Q. オメガ3卵は普通の卵より良い?

A. 鶏のエサにオメガ3脂肪酸を含むものを与えた卵で、心臓に良いとされるオメガ3が豊富。LDLが気になる方には良い選択肢ですが、価格は高め。

まとめ

健康な人は卵を1日1〜2個食べても問題ありません。ポイントをおさらいしましょう:

  • 昔の「1日1個まで」は現在の研究では否定されている
  • 健康な人は1日1〜2個食べてOK
  • LDLが高い人・糖尿病の人は控えめに
  • 卵よりも飽和脂肪酸(バター、霜降り肉)の方がLDLへの影響大
  • 卵は栄養豊富な優秀食品。適度に楽しむ

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参考文献・ガイドライン

  • [1]食事性コレステロールと卵の摂取日本栄養・食糧学会誌
  • [2]日本人の食事摂取基準(2020年版)厚生労働省
  • [3]Dietary Cholesterol and the Lack of Evidence in Cardiovascular DiseaseNutrients (MDPI)

※本記事の内容は一般的な健康情報であり、医療アドバイスではありません。治療に関する判断は必ず医師にご相談ください。

著者情報

コレステAIコーチ編集部 公式コラム

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